2015.04.27更新

新宿区四谷の弁護士水野智之です。

離婚問題でよくあるご相談として,夫または妻の浮気が発覚したのだが,不貞の相手方に慰謝料を請求したいというものです。

 

この場合,証拠があるのかどうかが一番重要な点にあります。

男女関係をうかがわせる写真やメールなどがあれば十分です。

探偵に動向を探ってもらうということをされる方も多いですが,調査費用が結構高いので,後述の相場の問題も念頭に置かれたほうがいいと思います。

 

証拠が十分にあって,慰謝料請求ができるとしても,その相場というのはお考えになるほど高いものではありません。

離婚しないのであれば50万円から150万円程度,離婚する場合でも300万円を超えることはないと言っていいです。

大半の方はこれでは安すぎるとおっしゃいますが,裁判所の慰謝料の考え方についてはほぼ固まっていますので,これを念頭に戦略を立てる必要があります。

 

また,離婚事件一般の慰謝料についても,以前ブログに書いたのでご参考にしてください↓

離婚事件の慰謝料

 

もうひとつ気を付けなくてはいけないのは,不貞の相手方への慰謝料請求が,不貞をしている夫または妻からの離婚請求を誘発するおそれがあるということです。

離婚はしたくないけれども,不貞の相手方は許せないという心情は理解できますが,不貞をしている夫または妻の気持ちを変えるというのは容易いことではありません。

もっとも,不貞をしている夫または妻は有責配偶者となりますから,離婚交渉ではかなり有利な立場に立つことは間違いないです。

 

また,不貞の相手方からは,決まって,婚姻関係が破たんしていたという抗弁が出されますが,裁判所ではほぼ認められないと言っていいでしょう。

浮気を正当化するほどの婚姻関係の破たんがあるケースというのはほとんどありません。単に別居していたという程度では破たんの抗弁は認められませんが,(特に妻の不貞ですが)夫の暴力の問題が絡んでくると,破たんが認められるケースもありえます。

慰謝料請求を受けた方の場合,有利な事情がなければ迅速な解決を目指す方が得策といえます。

 

不貞の慰謝料請求で悩まれている方,初回30分無料相談を行っていますので一度ご相談ください。

担当弁護士水野をご指名ください。

投稿者: 弁護士 水野 智之